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高度教養次世代セミナー(第2回)シンポジウム「生きるためのアートの力 — イメージや身体表現がこころに語りかけるもの」

イベント詳細

ヒトの認知活動はおもに眼と言葉によるが、認知に占める両者の度合いに個人差が大きい。今回の登壇者たちは、東京大学相談支援研究開発センターの教員たちである。大学構成員を対象にした日常的な相談支援のなかで心理面接や精神科医療の仕事をしている。その中で相談者や患者が不安な、悩みある心の内面を言葉で言い表せないでいるのに直面する。

大学の相談支援の現場では、芸術療法の有効性についてはまだ十分に認められていない。登壇者たちは、新しい支援方法の開発もセンターのミッションととらえ、各自各様の方法で、大学という枠を超えて、ヒトが生きるためにアートがいかに役立つかを実践的に研究してきた。その成果が、この10月に東大アートと精神療法研究会編『描く、観る、演じる アートの力』(三元社)として刊行された。

今回は、その刊行を記念したシンポジウムである。芸術療法をとおして、現在社会におけるメンタルヘルスの重要性を心に不安をかかえた当事者やその相談支援者だけでなく、一般市民にも共有していただきたいと願っている。

イベント詳細
  • 開催日:2023/12/23
  • 時間:13:30-15:30
  • 開催場所:東京大学柏の葉キャンパス駅前サテライト1階多目的ホール
  • 主催者名:主催 東京大学大学院人文社会系研究科次世代人文学開発センター 共催 同大学院新領域創成科学研究科人間環境学専攻知的システムデザイン分野  東大アートと精神療法研究会 協賛 株式会社集英社
  • 問合せ先:jisedai-seminar[at]l.u-tokyo.ac.jp (*[at]を@に入れ替えてお送りください)
  • イベントURL:https://www.l.u-tokyo.ac.jp/event/2023/jisedai-seminar20231223.html

 

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