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第5回 高度教養次世代セミナー 「美術史を「顔」の巨大データから読み解く」

イベント詳細

第5回 高度教養次世代セミナー 「美術史を「顔」の巨大データから読み解く」

講演1 「顔貌コレクション」を活用した大規模比較手法の開発(鈴木親彦)

講演2 絵巻に描かれた「顔」から絵師・年代を考える(髙岸輝)

 

参加費無料・事前申込制

QRコード・URLから

https://forms.gle/2oj8VQ3YZPX1ri3S7

 

美術史における精緻な読み解き「質」と、巨大データの活用「量」の共同作業について、技術と作品の両面から紹介します。

情報学を人文学に応用するDigital Humanities(人文情報学・デジタル人文学)が定着し、様々な文化財データをデジタル環境で利用可能にするデジタルアーカイブも増加しています。こうした変化は、美術史にもデータを活用した研究をもたらしました。データの活用は新しい視点での分析を可能にするだけでなく、ある種の「古典的」な研究を支援し、高度化しています。くだけた言葉でいえば「ずっとやりたかったが、物理的な限界で不可能だった方法」が可能になりつつあります。

本セミナーでは、まず絵巻や絵入本から大量の「顔」を集めて比較可能にした「顔貌コレクション」について、その裏

側の技術やAIへの応用可能性を説明します。さらに、収集した「顔」を利用して、美術作品の絵師や作成年代を明らかにする美術史研究の実践を紹介します。

デジタル時代の美術史の方向性の一つを示すものとして、文化・情報どちらに興味がある方にも聴講をお勧めします。

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